新しい靴を履いた日は それだけで世界が違って見えた 昨日までと違った 自分の足音がどこか嬉しくて あてもなく隣の町まで 何も考えずしばらく歩いて こんなことも最近は してなかったなってぼんやり思った 舗装された道を選んで 歩いていくだけ そんな日々だけど もうやめたいんだ 今日はそんな気がしてる 夢見てた未来は それほど離れちゃいない また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ 時には灯りのない 寂しい夜が来たって この足音を聞いてる 誰かがきっといる 疲れて歩けないなら 立ち止まってしがみついていれば 地球は回っていって きっと良い方向へ 僕らを運んでくれる どんな人にだって 心折れそうな日はある もう駄目だって思えてきても大丈夫 もっと強くなっていける 今という時代は言うほど悪くはない また一歩 次の一歩 靴ひもを結び直して 喜びを分かち合い 弱さを補い合い 大切な誰かと歩いて行けるなら もう怖がらないで 怯まないで 失敗なんかしたっていい 拒まないで 歪めないで 巻き起こってる全てのことを 真っ直ぐに受け止めたい 夢見てた未来は それほど離れちゃいない また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ 例えば雨雲が 目の前を覆ったって また陽射しを探して歩き出そう 時には灯りのない 孤独な夜が来たって この足音を聞いてる 誰かがきっといる