知らない言葉が怖いと言う わたしをそっと包んであなたは この世で一番優しい指で 体温ごと注いだ 響かないうたも湿ってく この両手でいつの日か あなたのこと 振り向かせるんだから 「ねぇ今夜星を見に行かない?」 星より見てたあなたの背中 ずっとねぇずっとこの空の下で 笑ってたいよ 始まりはまるで海に落ちた 石ころのように小さな波紋 おぼれたわたしを理由もなく すくい上げたんだ またそんな眠った振り まぶしくてキレイなモノ あなたにこの記憶ごとポケットに詰めて 届けるよこの色がにじんでも もう描けなくても 付いていくよ 消えた夜に何度も 淡い声が最後だって 告白した 涙で見えないよ 「ねぇ今夜星を見に行かない?」 二人乗りの特等席で ずっとねぇずっとこの世界なら 閉じ込められていいよ 「ねぇ今夜僕が死んだらどうする?」 澄んだ星が降り注ぐ丘 笑って答えた「星になるなら 空になるよ。」 ダーリン。