作曲 : Diarays 作词 : Diarays 羨望に塗れた ハイエナみたいな僕達の すり替えた幸福は あちら様ね聞いてよダリーナ どうすんだい?/ どうすんだい?/ 最終言語はとっくに ナイフに交代った そうやって/ そうやって/ 縋ってるチープな憧憬/ そっと口付けてみた こんなに独りなの 「ユマは僕に殺されることを望み、それが実現した。」 「それなのに彼女の失明は演技だった。」 「つまりユマの日記の代償が何だったのかまだわかっていないんだ。」 後退か廃頽か 壊れた瞳を気にして 愛故の暴力と 桎梏に噛まれたダリーナ 戻すんだ 戻すんだ 三千六百九十四秒足りない いいですか?/ いいですか?/ 偽善者になっても 消えない愛情捧げて 僕は此処で君と二人 覚めることが出来ないんだ またいつかこの空の青に触れ 再生を紡ごう どうして君の笑顔/ 僕には見えないの? ねぇどんな風景画が 君には見えますか今/ 旋回を繰り返す 溶け合う正夢の中で 心臓を抉るんだ 澄ました顔の僕自身が おかしいな母さんは そんなこと教えてないでしょう あぁそうか忘却を捻じ曲げた 僕への罰だ 僕は此処でたった一人/ 笑うことも出来ないまま 消えるかな雑念も存在も ただ急いだあの場所 そこに首を絞める 「メア、やっぱりここにいたのか。」 愛する君がいた 「日記を読んだんだね。」 でも違う 「お兄ちゃん、待っ」 「ごめんね」 「そろそろ時間切れなんだ。」 だって/ 「正確には九十九点と血縁者の一点が必要だった。」 「100点目は僕だ」 「お兄ちゃん、お願い、やめて。」 そうか僕は好きなのかな 救えないこの夢が 決して見えるはずの無い君が 今見えたよ メア 「君はいつか、僕のことを忘れる。」 「それが”忘却日記”。」 「これが最期の教育だよ、メア。」 一瞬、ほんの一瞬だけ日記の代償から逃れることが出来たのは、 最後に母さんがメアの顔を見せたかったからなのかな。 僕は、悪夢が終わる直前にメアの口癖を呟いた。 なんてね。 終わり undefined