ふわり ゆらり ひらり 揺れる ふわり ゆらり ひらり 儚く ねえ 春の風よ 色めく この胸 教えて これって 恋心 あぁ すれ違う度 もゆる心に 花びらそよぐ きっと あった時から ずっと 思い馳せて もっと 傍にいたいから どうか届けて 乱れ咲く 花の様に(ふわり) 淡い思いよ 恋となれ 面に映る 月の様に(ゆらり) 儚く揺れる 花の夢 泡沫の世となれど ひめし この恋心 彼方まで 永久に 咲き誇れ 宵の月よ 頬伝う雫 答えてこれって「涙なの」 あぁ 叶わぬ想い 霞む空へと溜息ひとつ きっと 触れた瞬間(とき)から ずっと 恋焦がれて もっと 感じたいから どうか伝えて 降り積もる雪のように(ふわり) 募る想いよ恋となれ 色褪せぬ夢のように(ゆらり) 煌く願い鮮やかに 零れ散る露浴びて 紅く仄かに染まる花蕾 強く咲き誇れ ふわり ゆらり ひらり 揺れる(身に秘めし 儚き想い 華となり) ふわり ゆらり ひらり 儚く(月を纏いて 乱れ咲きなむ) ふわり ゆらり ひらり 揺れる ふわり ゆらり ひらり 静かに 幾重の季節(とき)を巡って 華舞い散ろうとも 春芽吹く風に乗せて どうか届けて ねぇ 花吹雪 乱れ咲く華のように(ふわり) 淡い想いよ恋となれ 水面(も)に映る月のように(ゆらり) 儚く揺れる華の夢 泡沫の夜となれど 秘めしこの恋心彼方まで 永遠に咲き誇れ