色はにほへど 散りぬるを 我が世たれぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず 「あなたの瞳には 何が映っていますか そこには あなたが今 持っているものが 広がっているはず ないものより あるものの数を数えてみましょう あなたは自分が思っているよりずっと 恵まれているはずだから」 幼い頃 泣いてる声 遠い日々の記憶 どうかそっと包み込んで 手放してあげて 朽ちてゆくこと 恐れないで 熟れた果実が落ちるように 次の花を咲かせるために 満ちたものは散ってゆくの 浅き夢見じ...