原曲 春色小径 ~ Colorful Path 綺麗なものから壊れてゆくのは きっとこの世界が作られたときから 誰かが仕組んだ運命なんだと 言い聞かせ続けて歩いてた 何一つ守れない自分の弱さを 言い訳にしていたと気付いたら (今は) 春の日の貫くような光が僕らの後を押すんだ たとえ傷ついてこの身が焼け爛れそうになっても あと少し空に近づけたのなら君の心の氷も 溶かしつくすことができる気がする きっとね いつでもそばにあるのが当然で 失うことを忘れていたんだよ 僕らはそうして大切なものを 作らないようにしていくんだ 既に手にあるものを落とさないように 握りしめることさえできなくて (だけど) 諦める前に僕にはまだやれることがあるはずなんだ 一度俯いて小さく震えてたときもあるけど あの青い空のどこかに僕らの探す奇跡があるから 目指すなら一番高い場所へと飛び立とう 一年の季節を全部詰め込んだような希望の風が―― 春の日に強く吹いたら不思議な力が沸いてくるんだ たとえ降りしきる雨に晒されて冷たくなっても あの高い空が幻想の息吹を僕らに伝えてくるよ どんなハードルも二人で越えて行こうか