[ti:夏を待っていました] [ar:amazarashi] [00:25.357]君はまだ覚えてるかな 幼い顷の暑い六月  [00:31.524]廃线になった线路を 仆等はどこまでも歩いた [00:38.528]乗り気で水筒なんかを ぶら下げてきた雅敏は  [00:44.31]おじちゃんに买ってもらったマウンテンバイクを自慢した [00:57.894]「けどな 俺はおじちゃんが嫌いなんだ  [01:10.12]母ちゃんをいつも泣かせてばかりいるから」 [01:16.176]仆は何だか気まずくなって 目をそらしたんだ  [01:22.917]雅敏の颜に大きな青痣があったから [01:29.677]降りだした夕立に走りだす  [01:32.481]つぶれた无人駅で雨宿り  [01:35.738]明日は何して明後日は何して [01:41.482]くだらない话で笑い転げる  [01:45.424]岚の予感に胸が高鸣る  [01:48.407]あの时仆ら皆は确かに [01:54.770]夏を待っていました [02:19.280]ここに居たくないってのと  [02:22.433]どこかに行きたいってのは  [02:25.194]同じ意味なのかな なんにしろ歩こうか [02:31.365]体育と部活が何より苦手な靖人は  [02:37.533]とうとう膝を抱えてこう呟いた [02:44.59]「仆はいつも皆に置いてきぼりで  [02:50.585]本当にダメなやつでごめんな」 [02:57.323]仆らはなんだか笑ってしまった  [03:03.652]つられて靖人も涙目で笑った [03:10.125]背の高い夏草でかくれんぼ  [03:13.695]鬼は迫り来る时间の流れ  [03:16.760]もういいかいまだだよって叫んだよ [03:22.897]仆は今も见つからないままで  [03:26.479]あの时と同じ膝をかかえて  [03:29.445]部屋から青い空を见上げて [03:35.524]夏を待っていました [04:00.75]身长が高くて喧哗が强い  [04:05.963]太平はいつも无茶な游びを思いつく [04:11.717]「この鉄桥に一番 长くぶら下がったやつの  [04:18.599]言うことは何でも闻かなきゃダメだぜ」 [04:25.285]仆らはびびって出来なかったけど  [04:31.573]太平は平気な颜でぶら下がる [04:38.628]7年後に太平はビルから飞び降りた  [04:44.102]そんな勇気なら无いほうが良かった [04:50.780]高层ビルの下でかくれんぼ  [04:54.447]あれから何年がたっただろう  [04:57.560]もういいかいまだだよって声もない [05:03.483]もしも今日があの日の続きなら  [05:07.201]仆らの冒険を続けなくちゃ  [05:10.561]六月の空を仆は见上げて [05:15.679]夏を待っていました