[00:36.00]給水塔に反射する夏の太陽 [00:39.70]器用に生きる象徴としての 彼女の笑顔 [00:43.88]汗ばんだ静動脈に巣食う褐色の火薬じみた病理 [00:49.34]僕が僕ではない感覚 もしくは錯覚 [00:53.61]六十億の溜息に巻き起こる黄砂 [00:57.43]逃げ場無く息も絶え絶えな ムカデ [01:00.50]涙 の濁流を這って [01:03.50]何処へ 行こう 何処も 駄目だ [01:06.00]居場所 が無い 神様僕は分かってしまった [01:10.76]空っぽの夜空が綺麗 [01:13.90]あの黒い空白に埋もれてしまえたらって [01:17.30]願う そうか もしかしたら 僕は 死にたいのかな [01:22.69]愛は愛の振りして [01:24.40]全部飲み下せと刃物覗かせる [01:28.40]今日は今日の振りして [01:30.30]全部やり直しだと僕を脅かす [01:34.19]こっから踏み出すなよ 絶対だぞ [01:37.58]誰だ後ろから押す奴は ほら後一歩だ [01:42.10]そうだ 夢がぶら下がる最果ての絞首台 [01:47.48] [01:59.00]西日に染まる郊外の公団住宅 [02:02.73]心臓を針でつつかれる様な感傷 [02:06.61]及び 生きてる事に対しての罪悪感 [02:10.37]付きまとう闇 立ちはだかる闇 [02:13.37]赤面症の季節における リビドーの肥大 [02:17.87]故の 現実からの逃避 妄想 妄想 妄想 [02:22.83]遮断機に置き去りの自意識 [02:25.66]真っ二つに割れる数秒前 [02:28.63]赤が光る 消える 光る 消える 光る 消える 消えろ [02:34.55]チャイナドレスの女 田園都市線 劣等 劣等 過去 過去 [02:41.00]全部消えろ 神様 殺してやる [02:45.48]過去は過去の振りして [02:47.34]全部受け入れろと喉に締めかかる [02:51.10]夜は夜の振りして [02:53.20]全部おまえのせいだとがなりたてる [02:56.88]こっから逃げ出すなよ 絶対だぞ [03:00.52]誰だ後ろから押す奴は ほら後一歩だ [03:05.00]そうだ 夢がぶら下がる最果ての絞首台 [03:09.80] [03:20.21]僕は触れていたかった [03:22.55]まだ繋がっていないよ [03:24.66]ビルの屋上に立った [03:27.00]今更思い出すんだ [03:29.19]春の木漏れ日に泣いた [03:31.21]母の声が聞こえんだ [03:33.53]此処にいてもいいですか [03:35.78]此処にいてもいいですか [03:44.55] [03:49.36]空は空の振りして [03:51.48]全部知ってるぞって僕を見下す [03:54.98]人は人の振りして [03:57.16]全部吐き出せと僕を睨み付ける [04:00.73]こっから踏み出すなよ 絶対だぞ [04:04.54]誰だ後ろから押す奴は ほら後一歩だ [04:09.00]そうだ 夢がぶら下がる最果ての絞首台 [04:13.69] [04:24.26]僕は触れていたかった [04:26.65]まだ繋がっていないよ [04:28.75]ビルの屋上に立った [04:31.20]今更思い出すんだ [04:33.18]春の木漏れ日に泣いた [04:35.45]母の声が聞こえんだ [04:37.56]此処にいてもいいですか [04:39.66]生きていてもいいですか