移り変わる刹那 移る季節 環境が変わり 周りも人も自分も変わり 好きも嫌いも関心も変わり 大切なものも全て変わり 何時の間にか抱え溜め込んで支えきれない程の圧力 足りない頭 足りない意識 足りない事だらけのままで 焼き付けただけの偽物は相変わらず空回って 目に入る刃尖って 隣の芝生は青い 時は刹那 焦燥と怯え 空白の隙間埋めては 懐かしむ間の無い程 月日が過ぎてしまうのは早く 帰りたいとか戻りたいとか 俯いたままで一人 そしてまた穴の空いた心に爪を立てて 結局同じ道筋辿って行き着いた場所はいつも孤独 輝くのは初めばかりですぐに剥がれて錆び付いてゆく 気付けば人を見失い手の届きそうもない場所へ こんなんじゃ誰も何も守れないと爪を噛んで 息がもう詰まりそう 窓の外眺め 時は刹那 焦燥と怯え 空白の隙間埋めては 懐かしむ間の無い程 月日が過ぎてしまうのは早く 帰りたいとか戻りたいとか 俯いたままで一人 そしてまた穴の空いた心に爪を立てて 移る季節 環境が変わり 周りも人も自分も変わり 好きも嫌いも関心も変わり 大切なものも全て変わり