[00:13]僕はきっと何も変えたくなくて [00:23]いや、うん、変えられなくて [00:26]サイダーを飲み干した夏の出来事 [00:32]思い出すのはあなたで [00:39]僕はきっと君の世界の中でそれなりに必要で [00:52]どうせなら悪役でいいからもっと、 [00:58]出来るだけ長く、ずっと存在していたいな [01:08]多分だけど、あなたに嫌われることは [01:18]一つ、いや、二つくらいか [01:21]それくらいしかしてこなかったはずだよ [01:27]そしたらほら、もう動けなくなった [01:35]でも最後はあなたを嫌えなかっただけの [01:44]ふざけたような量の [01:47]後悔なんて生温いものじゃない [01:53]幸せの形をしていた感情が育つのだろう [02:00]朝の電車に乗って、あなたの横に座って [02:06]痛がる場所には絶対触れないように喋って [02:13]炭酸の抜けたサイダーを口にした時のような [02:19]味気ないこの日々が意外と好きでした [02:27]交わした言葉がどれだけ大切か、なんて [02:33]そんなこと、君に悟られないように [02:39]君の優しさに知られないように [02:45]また君を待っている [02:52]君がいつか離れて、居るべき場所に戻って [02:58]目に見えるほどの幸せを掴む日々が来たら [03:05]僕も歩き出せるよ この両手両足が [03:11]君と反対の方向を行くこと、嫌がるだろうけど [03:21]笑顔の二人、それでいい [03:27]だけどね、だけどさ  [03:30]今だけは、今だから [03:34]「無駄なことなんて一つもなかった」と [03:40]最後に、最後に、素直に言わせてよ