少し広い部屋 机の上に 僕ら、いつかの写真たち 崩れた日々、あなたは僕に 意味を残してくれますか ひとり歌った ちっぽけな夜に 飲み込まれそうなんだ いつか生まれた 後悔の色は 微かに、確かになった 心をまだ繋いだまま 僕ら"サヨナラ"を 誰の言葉でもないのに 傷ついては泣いて笑う 君の"こめんね"は アパートのした 離した両の手と 「行かないで」「消えないで」 形を変えて、僕らを変えていく 「二度と、もう二度と壊さないで」 重ねすぎた想い出に願うようにさ 息をして、朝が来ることを疑いもしないまま 手と手はまだ解けたまま いつか違う手を 握る日々が来るのでしょう 傷つけては、許されては 元に戻れなくなる この部屋に君がいる限りは 心をまだ繋いだまま 僕ら"サヨナラ"を 僕の言葉だってことはわかっているから この体温がいつか灰になるまでは 思い出していて 心はまだ繋いだまま 手と手はまだ解けたまま 傷つけては、許さては 僕はまだ動けないから 蛍光灯の下、揺れていた