[00:25]指の隙間には白灯が揺れている [00:31]置いていかれた少女は泣いてる [00:37]ずれた歯車とガラクタひとつで [00:43]「家へ帰るの」一人で泣いている [00:49]腫らした瞼と幼気な声は [00:55]ひどく孤独で、見ないフリをすればいいのに [01:00]怯えた仕草に、手をとって笑えば [01:06]君のリズムに触れる [01:10]それは星の降る夜の底、僕らは出会った [01:17]輝いて、煌めいた。似合わないダンスは夜を裂くように [01:23]言葉さえ無重力な君に合わせるよ [01:29]さぁ、気の済むまで踊ろう [02:22]片付いた部屋には、あの日の残り香 [02:28]置いていかれた僕に語り出す 今更、 [02:34]君の旅立ちに手をふって笑えば [02:40]独り、涙に沈む [02:44]そして星の降る夜にまた僕らは会えるよ [02:50]偶然に、運命に。朽ち果てた荒野に君がいるように [02:57]掴んだ手、身を任す君と今だけはこの夢の中に [03:09]いつか君に打ち明けよう [03:14]いつか君に会いにいこう [03:20]そんな"いつか"に縛られて [03:26]ぽっかりと心に穴が空いたままなのに [03:37]それは星の降る夜の底、僕らは離れた [03:43]輝いて、煌めいて、終わらない挽歌は夜に咲くように [03:55]今、二人をただ分かつよ [03:49.680]同じ空、遠ざかる距離は変わらずに