光さえ存在を赦されぬ暗闇よ 塞ぐ目蓋の奥 漂う薄紫(むらさき)の微影(かげ) 運命の歯車を狂わせた音が 氷塊(こおり)の檻に響き残す 深い淵の底 堕ちたまま 求め続けていた いまこの瞬間を LAVANDULA愛しき 選ばれし女神 解き放ってくれ 輝く翼で この身も魂も すべてのものを 永遠(とこしえ)に捧げよう 真実(ほんとう)の絶望に洗礼を受けたなら 凍てつく眸に 屈辱の刻印がある 抗えぬ宿命に繋がれたままで 垣間見る悪夢(ゆめ)に囚われる 砕かれた希望 踏み拉き 焦がれ続けていた 覚醒の時を LAVANDULA 馨しい 誓いせし女神 掻き抱くように 翼で触れて この愛も憎しみも あらゆるものを その胸に預けよう LAVANDULA 愛しき 選ばれし女神 解き放ってくれ 輝く翼で この身も魂も すべてのものを 永遠(とこしえ)に捧げよう 終わり