流星 熊谷育美 しばらく逢えなかったから なんだか照れくさいね おもいだせなくなるほどに あなたのことばかり考えてた - 雪は降ってますか? - 風邪ひいてないですか? いつも心配してくれて ありがとう 元気がないときは 気付かれるの 「大丈夫」と 気丈に答えても ほんとは寂しいなんて 言えなかったから 顔を見た瞬間 泣いちゃっても笑わないでね 毎日、星を見上げて つぎ逢える日まで カレンダーのはしっこ 塗りつぶしてたのは ひみつだよ お互いの夢を叶えるため 励ましあってきたよね 「もう少しだから、がんばろう」って 電話を切るまえの口癖 - ちゃんと食べてますか? - よく眠れていますか? 聞きたいのは あたりまえのことだけど こんな日常が しあわせだよ いつか ふたり ほほえむ夢を見て こんなやさしいきもちで 手をつないで 暮らせる日がきても 変わらずにいられますように 空 描くあの星が 流れるころ もうすぐこの部屋に あなたがやってくる でも、また、帰っちゃうんだね 離れ離れで 不安になるけど 眩い星に ずっと この想い 大切なあなたへ 凍える冬 越えたら 春がくるね ふたりの思い出 ふたりが出逢った季節 あと何度 この夜を数えればいい あなたに 逢いたいな 逢いたいな 今日も