[00:05.22] [00:17.87]薫る初夏 つまずきながら [00:22.11]ぬるい汗流しながら [00:27.57]見つめてたこと想っていたこと [00:32.07]間違ってなかったはずなんだよな [00:37.43]君を乗せた夕暮れの汽車が [00:42.08]まっすぐ帰りを急いだ [00:47.50]見送るだけの僕のスニーカー [00:52.22]翼でも生えてたらな [00:56.26] [00:57.10]何にも知らなかったくせして [01:02.41]吸い込まれてしまったのは [01:06.21]それはそれは綺麗な [01:11.80]まばたきのせいだった [01:16.83]なのにどうにも上手くはいかなかった [01:21.96] [01:22.26]一度だけだった 目があっただけだった [01:27.11]こんなに愛しくなってしまうとは [01:32.34]忘れたいと嘆いた夜も [01:34.84]なにも伝わらなかった声も [01:37.32]全部全部そっととっとくのは僕の方 [01:42.08]この先何年か巡る月日が [01:47.10]君なしで語れなくなってしまった [01:52.36]制服はもう着てないしあの日のダンスも [01:57.45]二度と見れないのにね [02:01.23] [02:09.98]何もかも忘れたふりして [02:14.87]目を背けてしまったのは [02:18.77]それはそれは綺麗な [02:24.27]僕の思いのせいだった [02:29.38]なのに今はそれすら忘れてしまった [02:34.38] [02:34.70]一度だけだった 目があっただけだった [02:39.59]こんなに愛しくなってしまうとは [02:44.79]忘れたいと嘆いた夜も [02:47.29]何も伝わらなかった声も [02:49.78]全部全部そっととっとくのは僕の方 [02:54.50]この先何年も月日が経っても [02:59.49]消えないアザみたいになってしまうんだな [03:04.76]なにも伝えなかったくせして [03:07.32]またそれも願ったり叶ったり [03:09.81]あの日の君は今も確かに愛しい でもまだ [03:14.88]うまく言葉じゃ言えないほどに [03:19.87]認めたくないんだな [03:24.76] [03:47.92] [04:04.05]おわり