作曲 : リサレコ 作词 : 綾菓 もしも 血を流しても 貴方のように 痛みなんて感じない たとえ この身が裂かれ バラバラになって かき集める者もなく 張り詰めた ストリングス 指を切る 鮮血 ほとばしる 熱い記憶の目眩に 手を止めることなく 奏で続けているのは 連符のフォルティッシモ 刻む命 闇に焦がれて 夢から覚めない 守るべき自分を 見失ってしまっても 誰かの声が 静寂の中で 私に届くなら 一筋の光が見えるだろう 常に 己の制御 精神の臨界 全て 朽ち果ててしまう 遥か遠い想いが 呼び覚まされる 真の覚醒の時を 待ちきれぬ 弓が切ない悲鳴の レガート その音色 魂の叫びならば 必ず伝えてみせる 貴方には 切なくも激しいスタッカート 響く鼓動 光の中で 溶け出す身体が 気高く美しく 費えて消え去ろうとも 私のことを どうか覚えてて 存在の記憶は 悲しみを伴い永遠に… 闇に飲まれて 眠り続けてた 捨て去った能力は 貴方の声で目覚める 千年の時 ずっと待っていた 光も闇も皆 何もかも飛び越え どこまでも…