悲しみは何を呼ぶだろう 遠ざかる空は 僕をそっと拒んでく 幼い君の指先が 拾いあげる なくした欠片 心を重ねて 生まれた景色は 泣きたいくらいに 儚くふわり積もる 想いはいつまでも 果てなく遠い世界で 君を探している 行かないでと君は言うけど ひとりでいられないのは きっと僕の方 君の為できるのは ここで奏で続けること だからもうお帰り この手を離して あげられるうちに きらめく記憶の中で 微笑む君を見た 歪な祈りの歌に 夢の終わりを知る いつかこの想いは 君の手舞い降りて 触れては溶けてゆくよ 命の優しさで