こんな深い綺麗な月夜 あまりに不似合いで しがみ付いた無数の手形 痛みに彷徨う 繋ぎ止める答えは何処? いずれは変わるの? 触れられない そして今も 死に場所探してる この黒い街並みで踊ろう 濡れた瞳でカーニバルは続いて行く 見えもしない足枷のまま 壊れた靴で言葉も出ずに こんな僕でも君を守れるのか? 掌の傷がまた開く なにも掴めないままに 何かを覚える度、失い そして何者にもなれず消えてゆく 誰の声で 誰と夢見て 何を想えば 救われたのか 声枯らしても意味を求めてる やがて散り行くこの世界 知りながらも 悲しみの歌にさえ花が咲く ねえ君が居た色彩を 途切れないように描いたよ 月夜さえ霞むような 日々が溶けてしまわないように この見えもしない足枷のまま 壊れた靴で言葉も出ずに 後何秒間君と笑えるだろう? 悲劇と喜劇を繰り返し重ねながら 変わらない想いだけ響かせて