こたびの戦は源平合戦 さあさあ皆の衆 諸手出さしゃんせ 源氏の白旗 高くかかげつつ 怨靈降伏 法界定印 六道輪廻の果ての果て 水底深く沈みけり 源平両軍 波と散る 拍手の合間に 千本桜 夜に紛レテ ソナタノ声聞カセテ給ヘ 宵の宴 明けの戦 その大将にいざつかまつれ 三千世界 常之世闇 嘆キノ唄聞コエザリキ 久方の空 遥けきかな いざ強弓持ちて的を射よ 妖しき鼓の拍子に合わせし ゆきつもどりつの 母なき子狐 そなたもこなたも皆の衆寄り合へ 合方·三味線 わん つう さん し 禅定の門 潜り抜け 西方浄土 青蓮華 判官贔屓のみなもとの 芝居みせよや 千本桜 夜に紛レテ ソナタノ声聞カセテ給ヘ 宵の宴 明けの戦 その大将にいざつかまつれ 三千世界 常之世闇 嘆キノ唄聞コエザリキ 水茎のをか 遥けきかな いざ鏑矢つがひて戦せよ 五畿七道を諸共に にしひむがしへ走り出づ 源平両軍 花と散る 浮世の随に 千本桜 夜に紛レテ ソナタノ声聞カセテ給ヘ 宵の宴 明けの戦 この鳩越を駆け下りよ 千本桜 ソナタノ歌 胸に抱きてわれは舞はむ 宵の宴 明けの戦 いざ射取れや射取れ戦せよ