強い風の音で目が覚めた 夕べの雨は何処へ 青い光 下りた受話器の静けさ 夕べの君の涙声 みんな傷つけあって 楽しいんだ 僕も 苦しくてかなしくて 嬉しいんだ 僕は みんな嘘つきばかりさ だまされたいんだ 優しさはいつも 優しさは涙みたいに 震えながら光ってる ゆっくりまわり見て じっと心をじっとして 誰かを見て かなしみと呼ばれる人生の優しささ 僕はここで歌う人と 座って聞いている一人ずつの 背中を見て何度も泣いた とてもとても美しいと思った 何十年も何百年も 変わらない美しさなんだ 教えてくれるんだ みんな傷つけあって 楽しいんだ 僕も 苦しくてかなしくて 嬉しいんだ 僕は 教えてくれた かなしみと呼ばれる人生の優しさよ