[00:32.494]啓蟄で残る冬 日差しは空を被せる [00:40.173]髪は微風で巻き 遠がる冬を送る [00:48.150]その雪を思うと いと儚く感じるね [00:55.603]桃色が散る夢で 空にいまだ哀しみはなし [01:03.535] [01:04.461]露が白く寒さの色じゃない [01:12.244]風の中で柳はユラユラする [01:18.855]儚き花に包まれ 振り向いて煙重かさなる [01:26.488]見つめてない魂の中 まだ雪を夢見える [01:34.266]今朝瞳へ差す彩は 昔と異なる景色だ [01:42.100]それは貴方の優しい笑顔と風に払われるその姿だ [01:57.929] [02:20.032]悲しい風に吹かれ 夜に一人で舞い揺る [02:27.743]定めが漂う頃 桜の下 翳ろう [02:35.621]若し羽が無かったら私は逃げられないよ [02:43.319]花弁に映る愛をきっと囚われぬと信じていた [02:51.256] [02:52.093]春の音は楽園の種に響く [02:59.457]冬の声は定を抗う者 [03:06.385]不規則な鼓動は誰の 誰が孤独を教えて [03:14.600]「会いたくて」誰が囁くか この暗闇の中で [03:21.800]幾度と言う鍵を祈る 君の頬を触れて永久に [03:29.800]そして茨を伸ばして翳して愛して絶対に囚われない [03:44.666] [04:08.100]儚き花に包まれ 振り向いて煙重かさなる [04:15.800]見つめてない魂の中 まだ雪を夢見える [04:23.118]今朝瞳へ差す彩は 昔と異なる景色だ [04:31.100]それは貴方の優しい笑顔と風に払われるその姿だ