私は知っている あなたがずっと小さかった頃から 妹と同じぐらい私をいつも 気にかけていてくれたこと 私が今よりも人見知りで お店に来てくれたお客さんに 話しかけることが恥ずかしくて お手伝いが上手にできなかったとき あなたは私の手を引っ張って 大勢の前で わざと明るく振る舞って 人と話すことは怖い事ではないって 教えてくれたよね 普段は面倒くさそうに そっけないふりをして 本当は誰よりも優しくて 誰よりも妹を大切にしていることも 私は全部知っている そんな優しいあなただから 私はいつもあなたのことを頼ってしまう 私に兄弟はいないけど 私にとってもあなたは 頼りになるお兄ちゃんで 大切な弟で 近くにいることがあたりまえで でも、本当はね、私のことも もっともっと頼ってほしいよ それが私にできる恩返しだから ね~、湊太