[00:01.37] [00:22.96] [00:23.50]木々を穿ち 澄んだ風を [00:28.56]身に纏った 少女は [00:33.07]誰の眼にも映らなくて [00:38.18]ただ独りで生きていた [00:41.94] [00:42.74]「この世界が消えゆくまで、ずっとひとりで」 [00:50.47] [00:50.83]揺れる感情も 掻き消されて [00:55.62]静かに 涙と流れ落ちた [01:01.00]ひとりで迷って 孤独に生きる道を [01:06.91]歩むしか無いのかと [01:10.16] [01:10.62]溢れた悲しみと [01:14.80]何も見えない明日に [01:17.80]向かい続ける [01:20.22]この淡い空へ祈って… [01:30.11] [01:39.71] [01:40.31]過ぎ去りゆく人々には [01:45.37]見えることはなかった [01:49.86]ただ1人の少女は空に [01:54.98]手を伸ばして呟く [01:58.75] [01:59.52]「誰もが皆 誰かのため、生きているの…?」 [02:07.32] [02:07.62]彷徨ってた 霞む道で [02:12.33]儚く希望さえ熔けてゆく [02:17.76]このまま ひとりで孤独に生きるのはもう [02:23.76]出来ないと 声を上げる [02:27.11] [02:27.33]ただ待ち続けてく [02:31.58]孤独を裂き [02:34.60]救ってくれる人を [02:36.99]この淡い空へ祈って… [02:46.88] [03:13.50] [03:14.84]「笑うことも出来なくなり [03:19.54]静かに消えてゆくその前に」 [03:24.95]少女の瞳に映った その少年は [03:30.96]そう言い 手を差し伸べた [03:34.55]溢れる喜びは [03:38.73]涙となり [03:40.52]少年の瞳に映る [03:44.10]その輝いている笑顔と [03:54.11]