小さな窓から見えた景色はモノクロの世界 何を望めば良い? 汚れたスニーカー 踏み出す事はもうやめよう 国境の外へ 痛みのない部屋へ逃げ込んだ 自分らしさって何だっけ? 痛みを感じる事かな? 哀しみは喜びを知ってしまった犠牲なのでしょう 感情が僕を殺すのなら 邪魔になるだけ 捨ててしまおう… シュレッターにかけたあの日々ともう一人の僕は白露の向こうで散った 衝動的に刻む日々の中で手にした空虚 喜怒哀楽 すべて蒸発された 空っぽさ… 灰色の空が笑った 差し込む光 僕には見えない この無機質な部屋で抜け殻羽織り 自ら手錠をかけたのに 少し息苦しいのはどうしてだろう? あの日捨てたはずの感情が頬をつたっていく…