「元気だよ」の声に少し 自信なさそうな電話越し 小さく生きてる息子にあなたは優しい言葉返すのに 情けない所バレぬように 未だ強がりな子供の様に 悪いと思いながら言葉選び 心配かけぬように 反対してた東京 いつも「うるせえ」と言い払った事も 諦められた時も 解ってなかったのはオレの方 家を飛び出して 一人じゃ何にもできなくて それでも進むしかねぇ辛い日々に寂しいと気付くその中で 手紙がつづる何気ない内容にも優しさが染み出るその一言一言 口うるさくしても言いたいことはきっと山ほど オレは溢れる感謝も上手く言えないけど あなたの顔も忘れそうになるほど遠く思うこの日々の中で あなたの影が胸の奥のところ支えになって頑張れそう だから心配しなくていいよ あなたにはまだ 会えないから ただ あなたはまだ 支えだから ふさぎ込んでた17年間 ケンカばっかでもやっと念願 叶ってすれ違いの経過埋めるように心で向き合った 社会の傷見せず 胸を張る父の背中に 男の強さを学んだ 今度は俺が見せる番なんだ 母から「あなたは私達の宝だよ」って一言に 嬉しくも照れがあって「ありがとう」しか言えなかった 本当は言葉に出来なかった伝えたい言葉があったんだ 「深い愛を感じてるよ 二人の宝になれてよかった」 離れた場所でも心の叫びを 感じとってくれた見えない空間で育てられた愛 離れた場所でも心の叫びを 今度は俺が受け取るよ あなたの顔も忘れそうになるほど遠く思うこの日々の中で あなたの影が胸の奥のところ支えになって頑張れそう だから心配しなくていいよ 旅立ちの日 いつも通り あなたは出かけてく仕事に 甘い夢を追う事に黙って見送るのは辛いのに 「体には気を付けて」あなたらしい一言を添えて 健康だけを祈って渡してくれた一つの薬箱 薬はすぐになくなり それから月日はいくつも経ち 空になった箱は今 あなたからの手紙で一杯に 辛いとき見返す度 心の傷を治すその手紙 しっかりしろと胸を叩くよう それでも大切な宝物 手紙がつづる何気ない内容にも優しさが染み出るその一言一言 口うるさくしても言いたいことはきっと山ほど オレは溢れる感謝も上手く言えないけど あなたの顔も忘れそうになるほど遠く思うこの日々の中で あなたの影が胸の奥のところ支えになって頑張れそう だから心配しなくていいよ あなたにはまだ 会えないから ただ あなたはまだ 支えだから