見たこともない青空 雲が異国の丘に繋がる ペダル強く踏みしめ僕は 景色に溶けてく 何かが逃げてたのだろう 何を忘れたいのだろう このままあの丘を越えれば見える 鳴り響く 胸の鼓動が きっと何かを教えてくれる 風に吹かれ 光に迷い 果てしのない道の途中で 荷物投げ捨てれば 楽になれるのかな 遠く流れ汽笛が 君の呼ぶ声に聞こえてく 坂は孤独よりもきつくて ずっと長くて もうすぐこの丘を越える もうすぐ何か見えてくる 今この目の前に開ける世界 丘にたつ つま先の果て 続いてく 同じ景色 風に吹かれ 日に照らされて 消えてゆく 苦しみの日々 次の丘にも 辿り着けるだろう 古い教会の十字架 祈る言葉はもうない 过ぎ去ってゆく景色の中に 君が 次の丘を 越えたらすぐに 君のもとへ 街へ帰ろう 新しい風に吹かれ 迷いもなく 駆け抜けてゆく ペダル踏み込み 飛び去る景色 切れる息も 流れる汗も すべて明日へ 繋がている 心地よい風に吹かれて 君の心にも 辿り着けるだろう