道を歩いていると いつでも 二手に別れていて 右を 選んで進むと また同じように 現れて 繰り返すほどに 見失いかけて 立ち 止まってみるけど その瞬間映る 空や足元 ほら 私わ何でもできる 白が黒でしかない そんなモノクロより ときにはグレーでありたいと思う 塗り潰すのか 消すだけの存在でなく 自由に描いて 道に 帰って来ると 小さな手鏡いつもって 自分じゃ見えない私を 貼っきり写し出している 覗き込むほどに 不甲斐無い自分を 責めてはみるけど 刻んだ時間に 嘘は付けないから ありのまま 曝け出せばいい 明か暗でら現されてるモノトーンより ときには 日影で休んだっていい 眩しくても 暗闇でも 見えないものを しっかり見据えて 0か1だけ いつも選ぶけど でもきっと私は 百や千でありたいと願う そんな存在を 白か黒でしかない そんなモノクロより ときには グレーでありたいと思う 塗り潰すのか 消すだけの存在でなく 自由に描いて