君(きみ)の手引(てひ)いていく 長(なが)く続(つづ)く道(みち) 踏(ぶ)みしめ進(すす)む力(ちから)は 誰(だれ)より強(づよ)くて 走(はし)っていくと 転(ころ)んでしまう それほどまでに 脆(もろ)くあって 手(て)に入(い)れたものは 「失(うしな)いたくない」と 強(つよ)い力(ちから)で握(にぎ)るほど 砕(くだ)けてしまうから 優(やさ)しく包(つつ)んで そっと閉(し)まっておこう 出来(でき)るだけそんな想(おも)いで この道行(みちゆ)けたなら ときには超(こ)えられない 壁(かべ)がいくつかおる 力任(ちからまか)せのストロークで 自分(じぶん)が嫌(や)になる 立(た)ち止(ど)まると その向(む)こう側(がわ)で 笑(わら)い声(ごえ) 聞(き)こえるから 自(みずか)ら定(さだ)めた 規則(ルール)に従(したが)い 私(わたし)にしか出来(でき)ないこと 探(さが)してみるけれど 誰(だれ)かの才能(さいのう)に それも空(むな)しくなる それでも君(きみ)の手(て)を引(ひ)いて この道(みち)進(すす)んでいく 手(て)に入(い)れたいものは 「失(うしな)いたくない」と 強(つよ)い力(ちから)で掴(つか)むほど 頑(かたくな)なにあるから 優(やさ)しく包(つつ)んで そっと閉(し)まっておこう 出来(でき)るだけそんな想(おも)いで この道行(みちゆ)けたなら