「ありがとう」 知ってほしいこの気持ち。 どうやって君に伝えよう? 星空。 願い事一つ掛けた。 やっぱりちょっと 恥ずかしいかな。 瞳閉じて「オト」を聞く。 絶えず 鳴り響く鐘。 君を探す道標、なのに あれ、聞こえない? 願い 一つ 叶うのならば 思い 一つ 届くのならば 君の為に 歌ったうたを もう一度だけ 歌いたい―――。 「ごめんね」 言いたくなかった言葉。 無理矢理笑ってみせた。 晴れのち曇り、時々涙の 天気予報は外れてほしい。 耳を澄ませ「オト」を探す。 ずっと響いてた鐘。 小さな希望、合わせて探す。 でも、見当たらない...。 雨音に掻き消されてく。 天気予報は当たったみたい。 無音、響くは僕の声。 君に届くまで歌うよ! だから――。 だから――。 僕の声はまだ届くかな。 あの日のように笑えるのかな。 君に僕はまだ見えるかな。 君の笑顔、浮かぶ。 願い 一つ 叶うのならば 想い 君に 届くのならば 僕は歌うよ いつまでだって 止まない雨は 無いから―――。