[ti:紅き群闇(あかきむらやみ)] [ar:陰陽座] [al:蒼き独眼] [00:18.07]只 立ち尽くす 丈(だけ) [00:26.62]彼(か)は 産土(うぶすな)を [00:33.32]恤(めぐ)む人 禍(まが) 遥か 遠く [00:44.61]連れ立(だ)ちたい 春の場(にわ) [00:54.44] [00:55.65]謀(はかり)を 捨てて 欺罔(きぼう)も 失せて [00:59.92]溢(あふ)るる 泪(なみだ)さえ 消えぬ儘(まま) [01:04.41]貴方が 択(えら)みし 所為(そい)の轍(わだち) [01:13.31]私怨(しえん)を 忘れ 故(ゆえ)に ●(もが)いて [01:17.73]訪(おとず)れし 末路(まつろ)を 容れぬ儘(まま) [01:22.10]私(わたし)に 残りし 移郷(いごう)よ [01:27.74]此(こ)の瞬間(とき)を 挿頭(かざ)す [01:33.71] [01:46.62]未だ 忍び泣く 丈(だけ) [01:55.39]川 浮津(うきつ)など 要らぬ人 [02:04.70]更 揺(たゆた) 揺(あゆ)き 泳ぎて [02:13.59]連らなりたい 果(は)つる迄 [02:23.46] [02:24.51]鑑(かがみ)を捨てて 非望(ひぼう)も 伏せて [02:28.91]爛(ただ)るる 疵痕(きずあと)も 癒(い)えぬ儘(まま) [02:33.36]貴方が 殺(あや)めし 族(ぞう)の轍(わだち) [02:42.15]私怨(しえん)を 忘れ 故(ゆえ)に ●(もが)いて [02:46.74]訪れし 末路(まつろ)を 容れぬ儘(まま) [02:51.08]私に 残りし 移郷(いごう)よ [02:56.59]其の瞬間(とき)を 別(わか)つ [03:01.84] [03:33.58]禍(まが) 遥か 遠く [03:42.33]連れ立ちたい 闇の奥 [03:54.23]明かりを 棄てて 冀望(きぼう)も 失せて [03:58.84]群がる 闇の前(さき) 消えぬ儘(まま) [04:03.23]貴方が 描いた 愛のの轍(わだち) [04:12.09]私怨(しえん)を 忘れ 故に ●(もが)いて [04:16.62]訪(おとず)れし 末路(まつろ)を 容れぬ儘(まま) [04:21.05]私(わたし)が 望みし [04:25.03]帰郷(ききょう)よ 此の瞬間(とき)の 中に [04:32.90] [04:38.90]【 おわり 】