離れて見える空も 本当は近くて 毎日違う夢も どこか同じで どうせいつもの絵空事 浮かべるだけの帰り道 傘をたたんで濡れる 冷えた街並 まどろむ光 何も いらない 一つ 二つ この雨音は ナチュラルに歪むから 形のあるものは 机にしまって 形のないものは 心にしまって 泣いてるようなひどい顔 両手で目だけ隠しても 雨音刻むリズム 響くサイレン 夜の太陽も もう眠れない 一つ 二つ この雨音は ナチュラルに歪むから 上を向いても 何も見えない 一つ 二つ この雨音は ナチュラルに歪むから 一つ 二つ この雨音が ナチュラルに溶けてゆく