[00:22.92]風が吹いた。少し髪が乱れた。 [00:28.31]遠く見える、海が僕を呼んだ気がした。 [00:33.42]空は青く、僕を先へ誘った。 [00:38.62]時は充ちた。足を一歩踏み出した。 [00:44.29] [00:44.45]揺れる瞳は僕を留めてやまないけど [00:49.18]踏み出した足はもう止まらないから。 [00:54.59] [00:54.89]人は金色の夢求め、理想の未来を描く。 [01:05.54]今はまだただの石だけど、いつか金に変えて見せるよ。 [01:15.86] [01:36.36]夜が明けた。眩しさに目を顰めた。 [01:41.64]太陽が、また夢を醒ましてゆく。 [01:46.81] [01:47.46]上を見るのはそれを望んでいたから? [01:52.13]下には踏み締めてた草があるから? [01:57.49] [01:59.31]人は金色の夢求め、理想の未来を描く。 [02:09.55]先のない道を辿っても、その先を作って見せるよ。 [02:20.21] [02:40.80]あれからもう、随分遠くへ来たもんだなぁ。 [02:45.93]なりたかった、自分にはなれてるのかなぁ。 [02:51.01] [02:51.60]遠く、聴こえる。時が刻んできた足音。 [02:56.50]――ライオンのように強く在れますように [03:01.67] [03:03.72]人は金色の夢求め、理想の未来を描く。 [03:13.99]例えこの先何があっても、後悔だけはしたくないから。