[00:32.940]乾いた草の匂い 髪をなびかせる風 [00:40.420]空渡る雲 追いかける 蹄の音 [00:50.140] [00:50.350]Sa gourr chie sis tierr, sis aierra.("人は鳥にはなれない、人は蝶にはなれない") [00:54.030]Sa gourr chie sis annua.sis zannua.("人は風にはなれない、人は雲にはなれない") [00:58.020]Sa gourr nou sis couse, hass deeida("人は空をとぶことはできない、人は地を離れては生きられない") [01:01.820]Sa gourr chie sis sa gourr, nou sa gourr.("人は人、人にしかなれない") [01:05.360] [01:05.740]まだ見ぬ広い世界 幼いりょうのめには [01:13.430]空はあまりに高く 地平はあまりに遠い [01:21.350]小さな背追い越して 伸ばした手すり抜けて [01:28.970]はるか彼方へ風は往く もう届かない [01:37.050] [01:37.150]Sa gourr chie sis tierr, sis aierra.("人は鳥にはなれない、人は蝶にはなれない") [01:40.620]Sa gourr chie sis annua.sis zannua.("人は風にはなれない、人は雲にはなれない") [01:44.760]Sa gourr nou sis couse, hass deeida("人は空をとぶことはできない、人は地を離れては生きられない") [01:48.600]Sa gourr chie sis sa gourr, nou sa gourr.("人は人、人にしかなれない") [01:52.040] [01:53.670]私のこの小さな手で一体何が出来るだろう [02:09.170]ひろげた手はあの地平の広さにまだ届きはしない [02:25.510] [02:26.380]灰色の空 羽音残して鳥が渡る [02:34.150]何処か遠くでかすかに響く 祈りのこえ [02:41.900]わたしはひとり草に佇む 地を踏みしめ [02:49.720]風が囁く 頭をあげてただ進めと [02:56.900] [03:11.580]朝陽が今 地平を染める [03:19.090]黄金色の光 注ぎながら [03:27.060]冷えた大地 あたため包む [03:34.530]あの暁の両の腕よ [03:42.130] [03:42.510]腕をひろげ地平を抱こう [03:50.100]今はか細いこの両腕が [03:58.170]いつか全て やさしく包む [04:05.680]大地になると心に誓う 強く [04:17.390] [04:17.700]人は迷う 人は憎む 人間は人間を殺すだろう [04:32.920]それでもなお人は愛す 人間を今も 世界をいつも [04:48.140] [04:48.730]哀しみさえ ぬくもりさえ 裏切りさえも 抱きしめて [05:04.370]この地の上 生きる者の 大地になる 暁になる [05:20.380]