Programming:銀サク 暗い部屋の隅っこで  聞いてた懐かしい歌 君が僕に教えてくれた  最初で最後の歌 0時過ぎの静けさだけ  ヘッドフォンの向こうに広がって 君が僕の隣にいない現実を  胸に突き刺した 通り過ぎた日々の中でどれだけ  すれ違いから目を背けて(そむけて) 些細な幸せに縋り付いた(すがりついた)だろう  こんなに弱い僕だけど たとえば 君が傍にいて  まだ二人お互いを愛してる そんな夢を見ることくらい  許してくれてもいいでしょう  ねぇ 煌びやか(きらびやか)な街の灯  僕の目には悲しげな色で 無理矢理に作り笑いしてるように  見えてしまうよ 昨日降り積もった雪も今は  アスファルトに名残(すこし)残すだけ 君と積み重ねた思い出もいつか  そんな風に消えてくのかな もう一度 君と出逢った時  また二人お互いを愛せたら その時僕は今よりも  もう少し優しい僕になりたい 夜明け前の空  白く残る月 霞んでく意識の中  手を伸ばすけれど あぁ 届かない たとえば 君が傍にいて  まだ二人お互いを愛してる そんな夢を見ることくらい  許してくれてもいいでしょう  あぁ 君が居なくなった今でも  君の声 笑う顔 その全て 残響だけが心に響いて  今でも僕をここに縛るよ あぁ 収録:「4 x 4」 - four by four 終わり