[ti:] [ar:] [al:] [offset:0] [00:30.05]散りゆくものへと [00:35.69]手向ける花さえ持たず [00:41.46]響くは春雷 [00:47.10]時代の終わりを告げる [00:52.32]あなたを守るため [00:58.15]生まれたはずなのに [01:04.05]この掌(て)はまだ弱く無力で [01:13.16]暗き濁流(ながれ)に飲まれてく [01:17.97]止まない雨は 凍てついた飛碟(つぶて) [01:24.40]己の非力をなじる滴 [01:29.76]頰を流れる 贖罪の熟すら奪い去るように [01:41.18]さよならさえ伝えられぬまま [01:47.51] [02:00.15]儚い浮世は [02:05.47]明日さえ見えない定理(さだめ) [02:11.33]あなたが築いた [02:17.28]この場所も崩れてしまうの [02:23.12]強きものの前に弱きは滅びゆく [02:34.15]争い繰り返す時代に [02:43.69]己の意味を問いかけて [02:48.04]変れらぬものはないと知つていた [02:54.36]それでも変わらない夢を見た [02:59.89]失うことの痛にさえ気づかないように [03:07.69]目を伏せて [03:11.37]手のひらから落ちる雪殘滓(ゆきなごり) [03:18.00] [03:40.74]止まない雨は 凍てついた帷(とばり) [03:46.87]もつともつとこの世界を隱して [03:52.08]あなたのいない [03:55.24]この場所に意味はあるのか天へ叫んだ [04:03.25]見上げた目に落ちる雪殘滓(ゆきなごり) [04:10.63]