水色のため息に誘われる様に 遅い雨が降り始める よっくりど傘お開き あわざりの道を二人並んで歩いでゆく むせ返える夏のニオイ深く吸い込んて 少しだけ時間がゆれ なんとなく立ち泊まり 眺める景色は雨に濡れで輝いてる それはも あまりにも 美しい物語 それはも あまりにも 美しい物語さ ありふれだ恋人を包み込む様に 雨はまだ降りつづく 誰もいない下り坂 何も言わずだな手を繋いで再び 何一つも変わらない あの頃の二人が ほら 遠い 昨日はもう消えてゆく それはも あまりにも 美しい物語 それはも あまりにも 美しい物語 それはも あまりにも 美しい物語 それはも あまりにも 美しい物語さ