亡骸の浮かび光 塵の空 遮る羽根 水鳥の扇ぐ前に 紡がれた季節の頃も 遠く晴れなれた場所で いまさらは彼を告げる 塵の舞う広い場所で これから水を探そう 懐かしい声を聞いて 眺めても 灰色 嘘つきは 振るった時計 見つめては べその顔 遠く離れた場所で いまさら大手を振れる 塵の舞う広い場所で これから息を探そう