七色の光が差し込む部屋で 赤リンゴの紅茶と 喉を鳴らして 影抜ける列車には あの子はじっと変わらず 少年時代の姿で歌ってる 見違えるような悪魔の顔も 怒気は渦を和いで 笑顔に変える 影抜ける列車には 並木に集う鳥たちの 黒い影の旋律 見える 同じところへ 同じ時間へ 同じ声を聞いて 同じ夢を見る 影抜ける列車には あの子はじっと変わらず 少年時代の姿で歌ってる