[ar:逢わせ镜] [ti:氷雨月りく] [al:幻想邂逅憧憬夜行] [00:35.64]嗚呼 消えて逝く 俯く花の願いの束を [00:50.95]一つずつ数えては 合わせ鏡の外の世界を 抱きしめて [01:12.81] [01:28.04]そう 言葉では伝えきれないそのメロディーと [01:43.37]晴れてゆく朝靄が 夢から覚めた瞬きの今 揺れている [02:05.54] [02:19.21]君の小さなその両手が掴んだ物語が [02:30.41]幻と今を繋げる [02:36.93]夢の中でしか会えないもう一人の私へ [02:48.00]そんな君が世界を愛せるよう祈るよ [02:56.74] [03:12.66]「ねぇ その眼には何が映るの?」返らぬ問いに俯いて [03:32.24]立ち尽くす 見えざる壁を越えられず ただそこで [03:47.63]合わせ鏡の中 錆び付いた扉に [03:56.21]手が届くその二秒前 空が割れた [04:08.38]君が瞼の向こう側で見つけた物語は [04:19.63]幻なんかじゃないから [04:25.88]夢の終わる音を合図にまた彷徨い始める [04:37.05]掌から溢れたこの箱庭の中で [04:46.37] [05:56.30]君がその答えを求めて立ち止まるとするなら [06:07.45]私は目を覚まさぬまま [06:13.80]夢に閉ざされたこの場所でまだ彷徨い続ける [06:24.98]合わせ鏡の中でただ [06:31.19]永久に続くように思えたこの世界も何時かは [06:42.48]終わりを迎えるから その日まで祈るよ [07:03.47]