[00:-02.00]tacica - メトロ [00:-01.58] [00:-01.26]作詩:猪狩翔一 [00:-00.47] [00:-00.15] [00:00.27] [00:00.59] [00:00.91]愉しいとか 何もなくても [00:07.06]運びたいんだろ [00:10.90]ただ真っ黒なボクも [00:14.41] [00:15.99]嬉しい事 一つあったら [00:21.89]報らせたいんだろ [00:25.49]その真っ白な声で [00:29.13] [00:30.87]人知れず息絶えた [00:33.17]『あの頃』の死骸が [00:35.94]窓に映っている [00:38.24]当たり前も車内では [00:40.66]感動になった [00:43.83] [00:45.90]あの小さな絨毯も きっと [00:49.33]空を飛ぶ為にはなくて [00:53.03]逃げようよ 急いで 僕達が [00:56.51]辿り着く 夜は [01:00.58] [01:00.88]行く宛がないのは毎日で [01:04.31]でも置き去りに出来ないのは [01:08.04]両眼を塞いで20世紀 [01:11.85]に戻っても キミの事 [01:16.38] [01:23.19]正しい事 何もなくても [01:29.54]走りたいんだろ [01:33.31]ただ真っ黒なボクで [01:37.08] [01:47.08] [01:53.38]この頃 揺れ動く [01:55.64]自分との曖昧で [01:58.33]削れる理想郷 [02:00.60]譲り合う優しさが [02:03.05]喧騒になった [02:06.37] [02:08.20]錆び付いた以上に古いホーム [02:11.88]行く宛が似る筈ない人 [02:15.53]「飲み込んでしまえば、皆、同じさ。」 [02:19.44]て笑ってる 夜は [02:23.07] [02:23.35]眼の前に夢中で通り越した [02:26.83]日のもう光に逢えない者 [02:30.57]減る蝋に背いて20世紀 [02:34.40]に戻るけど ボクは車内 [02:37.97] [02:38.15]適当に泣いて [02:40.23]又 笑って [02:42.14]自分の駅を [02:44.02]失くしたきり ねぇ [02:46.29]どうしたって [02:47.85]理由はなくて [02:49.63]歪んだレール [02:51.46]メトロは行く [02:53.89]独り泣いて [02:55.45]又 笑って [02:57.12]自分の駅を [02:58.99]失くしたのに も [03:00.82]うどうしたって [03:02.70]理由はなくて [03:04.61]歪んだレール [03:06.49]メトロは行く [03:09.14] [03:12.20]あの小さな絨毯も きっと [03:15.65]空を飛ぶ為にはなくて [03:19.25]逃げようよ 急いで 僕達が [03:23.06]辿り着く 辿り着く 夜 [03:30.79] [03:31.06]繰り返す事に似合う様に [03:34.34]あと何度も又 繰り返す事 [03:38.04]逃げようとしたって 僕達が [03:41.80]創り出す 夜だ [03:45.25] [03:45.79]行く宛はずっと解っていて [03:49.21]今 置き去りに出来ないモノ [03:53.00]両眼を開いて20世紀 [03:57.02]は語るよ キミの事 [04:04.05]ボクの事 [04:11.86] [04:15.34]キミの事 [04:19.29] [04:26.15] [04:42.07] - End -