もう誰も思い出せない景色は いつまでも 僕の記憶にある もう君のいない虚ろな世界は 今でも 何も変わらずある 例えばこの身が朽ち果てても マクロな視点においては 大したことじゃないと分かっている だけど やりきれないね もしも何処かで君に会えるなら どんな話をすればいいのだろう 何も言えずにただ泣いていた あの日思い出して また泣くだろう 風が僕を笑う 空は雲ひとつ無い青 いつの間にか過ぎる 日々を抱きしめ眠る 宵の明かり 月に隠れ いつか何処かでめぐり会えたなら 僕は「ずっとありがとう」と言おう そして言えずにいた「さようなら」 涙流しながら伝えるだろう あの日 思い出してまた泣くだろう