たまゆらに宵はひいて暁をかかげる 露を染め花は結び雲遊に偲はく あの向こうへ そう遠くへ 僕らはそらに願う つま先立ちで背を伸ばしていた頃 「駄目だね、まだ」 「ほら、今日もまた夜があける」 蒼に触れそらを翔けるあの少女のように いつかなあ、まだ先かなあ そらのカーテンの下で 春風よ、轍に乗り僕らをもっと遠くへ 夢にみた光る先へあの少女と共に 現は景 白にそまる ああ、僕ら浮かぶその向こうで 一つの奇跡がうまれるんだね 「ねえ聞いて、昨日見た夢。 不思議な世界で、そらを飛んだんだ」