IA-The Egoistic Garden-Psyche 疑いもなく流れる 無機質な日々を准えて 飲み込んだ惰性に紛れた 歪を誘う 翳りの中で 何もかも 取り籠めては 募る優しさ 溺れてゆく 有り触れた 螺旋の行方(さき)を見詰めて 巡る 世界を隔てた 虚無に酔う 折り重なる赤と白の記憶 焼き付く瞳に憂いを帯びて 滲む 追い求めては彷徨い 消えゆく 戸惑い続けた 傷みを問う ただ 訝しみに揺れ 瓦礫と化す贖罪の契る 今 遍く旋律 乱れて ひび割れた 幻想に舞う色彩 凪いだ 意識の静寂 穢れを知る 表と裏 巻き戻した空白 塞いで 芽生えてゆく 苦患の果て 繋ぐように背を向けた 積み上げた 犠牲を纏う悦楽 廻る 描いた 終幕 夢幻に染まる 撃ち抜いた感情を抱いて 霞んでゆく 絵空事 遥か 離別の彼方 超える