作曲 : taiki 作词 : chika 冷えきった夜の街角に立つ 夜道を照らす月の光 通り抜ける風が身体に突き刺さる 誰もが私を遠巻きに見て 哀れみの言葉を呟くくらいなら ―――――私を買って 白い吐息が雪となって この手に戻る頃 優しい母と祖母のもとへ きっと帰れる 大好きな祖母が教えてくれた 「人は皆 空に還るの 流れ落ちる星は終えた人の命 あなたにもいつか分かる日がくる そのときがきたら」と 泣きじゃくる私を優しく抱いて 命の終わりに輝く星 願いをかけて 流れ落ちるあの星は何処へ行くの? 生きるために母と私を売った 父も 家も すべて 燃えて消えてしまえ ふわり ゆらり 絡み合う炎と雪 一つ 一つ 火を点けて 夢を見たけど これ以上はもう待てない 空に還して 命の終わりに輝く星 祈りを込めて 流れ落ちたその先に何があるの? 白い吐息が雪となって この地に積もる頃 天に召された星が一つ 空を流れる