流(なが)れゆく 壊(こわ)れかけた 远(とお)い日(ひ)のあの思(おも)い出(で) かすれゆく数多(あまた)の运命(うんめい)の 闇(やみ)と手(て)をつないで すくわないで 探(さが)さないで 忘(わす)れてしまいなさい 透(す)かさないで 照(て)らさないで 私(わたし)だけが 抱(だ)きとめる 流(なが)れる水(みず)に 漂(ただよ)う一片(ひとひら)の 花(はな)に 谁(だれ)が気付(きづ)くだろう たゆたう水(みず)に 漂(ただよ)う运命(うんめい)の 向(む)こう侧(かわ)を 今(いま) 浮(う)かべて 水面(みなも)に揺(ゆ)れる その翳(かげ)は 夜明(よあ)けにこの手(て)の上(うえ)で游(あそ)ばせて 闇(やみ)を彩(いろど)る その花(はな)は 岸辺(きしべ)に眠(ねむ)りやがて 褪(あ)せるでしょう 流(なが)れる水(みず)の 儚(はかな)い一片(いとひら)の 花(はな)に そう 赦(ゆる)されて たゆたう水(みず)に 漂(ただよ)う运命(うんめい)の 向(む)こう侧(かわ)を 今(いま) 沈(しず)めて 夜(よる)を引(ひ)き裂(さ)く その伤(きず)は 一绪(いっしょ)にこの手(て)の上(うえ)で游(あそ)ばせて 夜(よる)を奏(から)でる その歌(うた)も 夜(よ)が明(あ)ける顷(ころ)には 消(き)えるでしょう 「流(なが)れる想(おも)いを过去(かこ)に投影(とうえい)し」 「不変(ふへん)の想(おも)いを今(いま)に结(むす)ぶ付(つ)ける」 「すべてを忘(わす)れて 今(いま)はただ おやすみなさい」 「子守呗(こもりうた)は 私达(わたしたち)が呗(うた)うから」 离(はな)れゆく 忘(わす)れかけた 远(とお)い日(ひ)の あの伤迹(きずあど) 消(き)えてゆく数多(あまた)の运命(うんめい)の 闇(やみ)に 手(て)を振(ふ)りながら すくわないで 探(さが)さないで 忘(わす)れてしまいなさい 透(す)かさないで 照(て)らさないで 私(わたし)だけが 抱(だ)きしめて 流(なが)れる水(みず)に 漂(ただよ)う一片(ひとひら)の 梦(ゆめ)に 谁(だれ)が気付(きづ)くだろう 荡(たゆた)う水(みず)に 漂(ただよ)う运命(うんめい)の 向(む)こう侧(かわ)に 今(いま) 笑(わら)って 水面(みなも)に揺(ゆ)れる その翳(かげ)は 夜明(よあ)けにこの手(て)の上(うえ)で游(あそ)ばせて 闇(やみ)を彩(いろど)る その花(はな)は 岸辺(きしべ)に眠(ねむ)りやがて 褪(あ)せるでしょう 流(なが)れる水(みず)の 儚(はかな)い一片(いとひら)の 花(はな)に そう 赦(ゆる)されて 揺荡(たゆた)う水(みず)に 漂(ただよ)う运命(うんめい)の 向(む)こう侧(かわ)を 今(いま) 沈(しず)めて 夜(よる)を引(ひ)き裂(さ)く その伤(きず)と 一绪(いっしょ)にその手(て)の上(うえ)で游(あそ)ばせて 夜(よる)を奏(から)でる その歌(うた)も 夜(よ)が果(は)てる顷(ころ)には 癒(い)えるでしょう 「すべてを前(まえ)に今(いま)も呗(うた)う」 「不変(ふへん)の想(おも)いを素直(すなお)に」 「すべてはそのまま だからもうおやすみなさい」 「子守呗(こもりうた)は 私(わたし)だけの呗(うた)じゃないから」 by-iwakura_sasami-