蒼く透き通る空は 淀み無く 澄んだ風が吹き 清爽を運んだ 黒く冴え渡る空は 闇の中 優しい風が吹き 星を包む 羽根があったなら この空 自由に翔んでみたい 翼を風に乗せずっと…… 両手を広げ空に願った 大きく羽ばたく翼 崩れ去った人生 逃げる為 ただ求めてた 自由に翔べ鳥達 その姿を追い求め続け いつの日も 願い続けた 白く輝いた鳥は 流麗に 強く羽ばたいて ただ私の方へ 一つ羽を抜き 私に落とした 触れた瞬間に 背中熱く…… 羽根があったなら この空 自由に翔んで行ける 翼を広げ何処までも…… 全てを捨てて空へ翔けだす もう止められない翼 崩れ去った人生 別れを告げて 飛び出した 自由に翔ぶ鳥たち その姿を追い求め続け 飛び降りた 深淵の地へ 翼が生え 別れを告げる私の過去 今 軽く透明な身で 何処までも高く飛び立つ 自由に翔ぶ私は その姿を見られる事なく いつの日も ただ何処までも