留まる事なく 吹き抜ける風に 時を感じ 塞ぎ込んだ 煌めく先 手を伸ばす事も 望む事すら 許されずに 雪が降った 変わらない景色 だけど違う 何もかもが そんなことに 焦りを感じて もがいてもまた 足跡 まわりにだけ 心のどこか 諦めてた もう 逃げたくないのに だけど 憧れていた未来は 見渡せば何もないから 進めない 何処にも 道が色褪せて 時間だけが追い越してく 大人になりたくないと 言い訳しては泣いていた 誰のせいでもないと わかっていたはずだ 待っているのはただ 無力な僕 何かを知る度 するりと落ちてく 変わることが 怖かったの 自分のことばかり考えて からっぽなのに 全てを悟った気で 隣に君が 寄り添えように そう 笑顔でいたはず なのに このまま時が止まれば いいのにと また呟いた 『そのままのあなたが 私の願い』と 寂しそうな優しい声 魔法のように心は 氷のように溶けて行く 不安あ夜 何処にもいかずに傍にいた 包んでいてくれた 君が全て "生まれてくれてありがとう" "見ていてくれてありがとう" 気付けば守られていた 振り向けば幸せだった 独りと思ってた 進めなかった日々 この先もそうでも 明日雪が溶ける前に ここに目印を残そう いつまでも消えない 僕らの証を 繋いだ手に残る"きみ"を また新しい季節が 鮮やかに世界彩る 何もないと嘆いたあの日に戻っても 変わらない笑顔で 君と僕で