何処までも続くこの道を  裸足で歩き続けていた 陽が沈み月が昇りて  そしてまて陽が照る いつか夢に見た楽園の  道程は遠くて 険しくて  足の裏責め立る紅い石 悠久の時間の中  彷徨うの 果てなく広がった  一面の荒み野を 何処までも続くこの道を  裸足で歩き続けていた 後に続く者などなく  私独り歩む 遥か永遠は  火の様に不確かで儚い 悲しみも  憎しみも  痛みさえ消え失せて この道の果てにある  楽園を信じて 幾億の星の下  ただ独り歩を進め 生まれ落ち  今日までの道程を  顧み 幸せと呼べる様な  人生を送っては いなかった  けれどもし  この先に 平穏…待つのなら  辛くない この道も