作词 : やまざきさやか 見下ろす景色 眩しさに似た思い出ひとつ見つけた 春の湊は近く そっと冬は歩き始め 優しい柔らかい朝増えていく こんなふうにまた重ねる季節 繰り返す程に遠くなってくけど 消えない想いがいまもあるだろ だからいつもあの星が見えてる 雲の波間に砕ける光 伸ばした指で触れたら花の香りが溶けていた 会いに行きたい 君の窓辺に時間を超えて 涙の海に隠した気持 きっと懐かしい旋律は 切ない欠片を集め出来ている 君の輪郭や声や眼差し いつか薄れてくそんな時が来ても 生命の螺旋が途切れぬように 続いてくものを知っているだろ 空の水面に浮かんだ光 流れるままに 芽吹いた木々の間へ落ちていく 誰かが拾い やがて小さな笑顔に変わる 凪の日 春の湊は近く 繰り返してまた重ねた季節 遠く届かない星のようなふたり それでも消えない想いがあるから 思い出にそっと寄り添うんだろ 涙の海に隠した気持 会いたい君に 時間を超えて君の窓辺へ今 見下ろす景色 眩しさに似た思い出ひとつ見つけた 春の湊が近くなる