遠い異国から 一筋の光が照らす 輝き増すほど 迎えの声がする 此処へ 遠い遠い空から 私を呼ぶ声聞こえる 想いは裏腹に 連れ戻されそうで 暗い暗い空見上げ 私を呼ぶ声を辿る 強く塞いでいても 胸に焼き付いて離れない 贖罪の 滅ぼしに 堕とされた不死の 御身よ 寝転んだ草の上で 願うはささやかな事で 続く小さな幸せ 人知れず 照らされ目蓋の向こうに 朧月の明かり達に 眠るは兎の影よ 続くなら 遠い遠い空から 私呼ぶ声木霊する 想う程溜め息 俯き憂い隠し 広い広いこの地で 四季の喜び知り称え 凍る様な寒気も 訪れる春に胸躍らせ 月姫よ 留まる事 許されぬ 断罪を 永遠の森の中で 願うはささやかな事で 続く小さな幸せ 人知れず この手にある力抱いて 故郷に別れを告げよう 光るは道標の月 今壊す 雲晴れ覗く月夜に 傾くは光の影 照らされ月の向こうに 揺らめく月明かり達に 別れの言葉は無いけど さようなら これが最後の咎だと 抱きしめた感情の波 この手に繋ぐ温もりを 信じてる